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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・良点……
監視されている恐怖感をよく演出できていた。
カメラワークも秀逸。
構成はオーソドックスで、分かりやすい内容だった。

・悪点……
最後、学校から逃げる一連のシーンは余計だったと思う。
悪者は既に死んでいるわけだから緊迫感がない。

・その他……

・ランク(A~Z)……D

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GL・・・超常現象解明。
CL・・・ケイティに乗り移った悪霊が、ミカを殺害。

・良点……
いわゆるモキュメンタリー方式。
加速度的に、恐ろしくなっていく展開。
1万5千ドルの低予算で製作。

・悪点……
特に。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……B

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・プレミス(一言で言えるストーリー)……光アレルギーの子を持つ母が、侵入者から屋敷を守る話。

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する


・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意


目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
アンの部屋の扉が開きっ放し
アンがビクターになりすましてニコラスにいたずら
アン、罰として聖書を階段で読まされる

PP#1(=キイ・インシデント)……天井から音!
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

物置部屋に侵入者?
音楽部屋に侵入者?
森にて旦那のチャールズと再会
アンを家政婦のミルズと間違い殴る

DP(どん底ポイント)……カーテンがなくなる
※PP#2のちょい前

疑われるミルズたち
ミルズ「我慢の限界」

PP#2……アンとニコラス、脱走
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

クライマックス(目的達成・解決へ)……
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇
ミルズたちの墓! ミルズたちの死体の写真。ミルズたちは幽霊だった
ミルズ「カーテンを外したのは侵入者」
侵入者(霊媒師?+ビクターたち家族)
実はグレースたちも幽霊だった(錯乱してアン、ニコラスを殺して自殺していた)
ビクターたち屋敷を去る



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成?
ニコールキッドマンの演技が以外に良かった

・悪点……
OPからの30分のセットアップがあまりにも長く退屈。
主人公たちが実は幽霊でしたという落ちは、シックスセンスの落ちとかぶっていて驚きに欠けた。

・その他……

・ランク(A~Z)……D

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・プレミス(一言で言えるストーリー)……バレリーナが官能的で邪悪なブラックスワンを演じる

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

ニナ・・・純真&潔白。母親想い。ゆえにブラックスワンをうまく演じることができず苦しむ。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

インサイティング・インシデント(=事件)……トマス「白鳥&黒鳥、両方を演じる人が必要」

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……主役の座を射止めて黒鳥を見事に演じてみせる。
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
トマスの前で演技失敗
背中に傷?
トマスにキスされる⇒噛む

PP#1(=キイ・インシデント)……主役に抜擢される
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

パーティーにてトマスにより紹介されるニナ
指に傷
ベス「アバズレ女」
トマス「自分で触れ」「愉しみを覚えろ」
猛烈に心配する母
オナる⇒母を見て萎える
ベス事故って入院
うまく踊れない⇒トマス「不感症の踊り」
トマスからキス&乳もみ
指、背中の傷がひどくなる
リリーに薬を飲まされる
リリーと家に帰ると母と喧嘩

MP……ベッドでリリーと絡み合う
※引き返すことができない事件が起こる

翌日、遅刻していくと、リリーが代役を務めていた
トマスと寝るリリーの姿を想像
顔を指しまくるベス
錯乱状態

DP(どん底ポイント)……足が折れて倒れる
※PP#2のちょい前



3幕(結末)
※いかに転がしているか

本番、白鳥の演技にて失敗

PP#2……楽屋にてリリーを刺し殺す
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ

クライマックス(目的達成・解決へ)……黒鳥を見事に演じ切る
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇

トマスに自らキス
リリーが生きていた
腹に鏡の破片が
演技終了。拍手喝采。
演技終了後、腹から出血が止まらない



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成。
面白い。内的葛藤をスリル感を交えてうまく表現している。
サスペンスホラーの傑作中の傑作。
映画に新たな可能性を示した歴史的作品。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……AA

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・テーマ・・・

・プレミス・・・児童心理学者が死人の姿を見ることができる少年を救う

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
児童心理学者・マルコムが幽霊を見ることができるコールに、怯えずに逆に助けてあげるよう助言。
救われるコール。その後、マルコム自身が成仏できない幽霊であったことが発覚。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
マルコム、ヴィンセンに撃たれる。
コール×マルコム対談、コール「先生では救えない」

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
マルコム、アンナと不仲(イラ)
コール、先生から「この化け物」(イラ)
アンナ、抗うつ剤を飲用(イラ)
友人達に幽霊の声が聞こえてくる個室に閉じ込められるコール(イラ)
コール、マルコムに死人が見えることを告白(マヨ)
コール、以後死人が見えまくる
アンナ、不倫(イラ)
⇒アンナの店のガラス戸を割るマルコム(イラ)
ヴィンセントとの対談を録音したテープを聞く
⇒「死にたくない」

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
マルコム、コールに「死人たちを助けてあげろ」
キラの告別式に参加するコールとマルコム
⇒キラの食事に床洗剤を入れる母の姿が映ったビデオを見る父
コール、幽霊が見えることを母に告白
実は、マルコムも幽霊だった


・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・マルコム、ヴィンセンに撃たれる(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・コール×マルコム対談(0:20頃)

・目的・・・マルコム、コールを救う

・MPとその時間・・・コール、マルコムに死人が見えることを告白(0:50頃)

・PP#2とその時間・・・ヴィンセントとの対談を録音したテープを聞く(1:10頃)

・TPとその時間①・・・キラの食事に床洗剤を入れる母の姿が映ったビデオを見る父
・TPとその時間②・・・実は、マルコムも幽霊だった

・天・・・現在

・地・・・アメリカのどこか

・主人公
コール

キーワード・・・幽霊怖い

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・真面目な少年。たまにストレスで他人にきつく当たることも。
私(住んでいる場所etc)・・・母の愛情を受けている。

敵役(いい人?)・・・幽霊


コール

キーワード・・・

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・

公・・・優秀な児童心理学者
私(住んでいる場所etc)・・・仕事を優先させるあまり妻のアンナとうまくいっていない

敵役(いい人?)・・・コール、アンナ、アンナの恋人

・良点・・・
スリーアクトストラクチャー。
衝撃のOPから最後のどんでん返しまで、しっかりと繋がっていて非常によくできた脚本だと思う。
適度に幽霊登場シーンを挟むところ。

・悪点・・・
特に。

・その他・・・
低予算映画のわりには良かった。

・ランク(A~Z)・・・A

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向田スガ子フィールド
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