忍者ブログ
脚本家が古今東西の名作映画を分析
[41] [40] [39] [38] [37] [36] [35] [34] [33] [32] [31]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・テーマ・・・

・プレミス・・・児童心理学者が死人の姿を見ることができる少年を救う

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
児童心理学者・マルコムが幽霊を見ることができるコールに、怯えずに逆に助けてあげるよう助言。
救われるコール。その後、マルコム自身が成仏できない幽霊であったことが発覚。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
マルコム、ヴィンセンに撃たれる。
コール×マルコム対談、コール「先生では救えない」

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
マルコム、アンナと不仲(イラ)
コール、先生から「この化け物」(イラ)
アンナ、抗うつ剤を飲用(イラ)
友人達に幽霊の声が聞こえてくる個室に閉じ込められるコール(イラ)
コール、マルコムに死人が見えることを告白(マヨ)
コール、以後死人が見えまくる
アンナ、不倫(イラ)
⇒アンナの店のガラス戸を割るマルコム(イラ)
ヴィンセントとの対談を録音したテープを聞く
⇒「死にたくない」

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
マルコム、コールに「死人たちを助けてあげろ」
キラの告別式に参加するコールとマルコム
⇒キラの食事に床洗剤を入れる母の姿が映ったビデオを見る父
コール、幽霊が見えることを母に告白
実は、マルコムも幽霊だった


・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・マルコム、ヴィンセンに撃たれる(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・コール×マルコム対談(0:20頃)

・目的・・・マルコム、コールを救う

・MPとその時間・・・コール、マルコムに死人が見えることを告白(0:50頃)

・PP#2とその時間・・・ヴィンセントとの対談を録音したテープを聞く(1:10頃)

・TPとその時間①・・・キラの食事に床洗剤を入れる母の姿が映ったビデオを見る父
・TPとその時間②・・・実は、マルコムも幽霊だった

・天・・・現在

・地・・・アメリカのどこか

・主人公
コール

キーワード・・・幽霊怖い

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・真面目な少年。たまにストレスで他人にきつく当たることも。
私(住んでいる場所etc)・・・母の愛情を受けている。

敵役(いい人?)・・・幽霊


コール

キーワード・・・

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・

公・・・優秀な児童心理学者
私(住んでいる場所etc)・・・仕事を優先させるあまり妻のアンナとうまくいっていない

敵役(いい人?)・・・コール、アンナ、アンナの恋人

・良点・・・
スリーアクトストラクチャー。
衝撃のOPから最後のどんでん返しまで、しっかりと繋がっていて非常によくできた脚本だと思う。
適度に幽霊登場シーンを挟むところ。

・悪点・・・
特に。

・その他・・・
低予算映画のわりには良かった。

・ランク(A~Z)・・・A

拍手[0回]

PR
プロフィール
HN:
向田スガ子フィールド
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 脚本家的映画分析ログ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]