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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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I・I・・・ヘンリーに対する非人道的なしごき
TP#1・・・ヤングが裏切った囚人を殺害

ヤングに質問するもまともに受け答えせず
所長、副所長、アルカトラズ連邦刑務所を告訴
事務所の先輩からの圧力
独房を調査
弁護を外される
兄が被告証人の写真を盗む
ヤング、初体験失敗
所長が召喚されてヤングの独房監禁を把握していなかったことが明らかになる
勝訴
LP・・・ヤング、有罪がいいと言い出す

ヤングが被告証人となり、自分を道具にして刑務所の奴らに殺人をさせられたと告白



・良点……
3幕構成。
法廷+刑務所の組み合わせがよい。
ジェームズの正義感が心地よい。
最後の、ヘンリーの証言が感動

・悪点……
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……B







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・良点……
切れた時のジュリアロバーツが良かった。
総じて良かった。

・悪点……
PG&Eの本社が関与していた証拠を握っていたのが、エリンに惚れていた親父だったというところが安易すぎる。クライマックスだったので、もう少し盛り上がりと意外性が欲しかった。

・その他……

・ランク(A~Z)……B

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DA・・・
デレク、黒人を射殺(回想)
兄の影響を受けまくるダニー
I・I・・・校長から兄についてのレポートを提出するよう命じられる
GL・・・
兄の真実を追究する
差別に対する姿勢・態度を見つける
TP#1・・・兄が出所。昔の面影が無くなっている?


FHSC・・・白人至上主義者としての昔の兄
コンビニ強盗
(回想)
家族と議論(回想)
黒人にとどめの蹴りを浴びせて逮捕される兄
MP・・・キャメロンのパーティ-にて、キャメロンをぶん殴る兄

SHSC・・・白人至上主義から抜け出していく兄
刑務所暮らし(回想)
母との面会(回想)
メキシコ人からヤクを購入する白人(回想)
シーツ係の黒人と意気投合(回想)
LP・・・白人にレイプされる(回想)
TP#2(LP)・・・
校長「憎しみは君を幸せにしたか?」(回想)
シーツ係の黒人のおかげで、無事出所(回想)

CL・・・
実は、白人至上主義は父の影響だった
(回想)
ダニー、考えを改める
ダニー、学校の黒人に撃たれる



・良点……
分かりやすい3幕構成。
エドワード・ノートンの演技が良い。
その柔和な表情の中に、内からの侠気が滲み出ていた怖かった。
スローモーションの使い方が良い。
差別問題に真っ向から取り組んだ作品。
思わず目を背けてしまうような暴力描写も良い。
最後、憎しみからは何も生まれないという教訓(テーマ)を見ている側が得ることができたので、ハッピーエンドである。

・悪点……
 
・その他……
差別を見てみぬ見ぬふりをする日本では、難しいか?
何にしてもアメリカの社会派作品は面白い
 
・ランク(A~Z)……AA

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・プレミス(一言で言えるストーリー)……

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する


・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

ゲッコー出所

インサイティング・インシデント(=事件)……ゼイヘル社株暴落

ルー自殺
ゼイヘル社倒産
ジェイコブ&ウィニー結婚
ゴードンの講演

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……

PP#1(=キイ・インシデント)……ゴードンから、ブレトンがゼイヘル社株を空売りして設けた挙句買収したとの話を聞く
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……ブレトンに復習
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

ハンドラオフショア下落⇒CS社株、8%下落
CS社にスカウトされる
ゴードンとウィニー食事⇒途中で帰るウィニー
ゴードンとウィニーの仲、修復
中国人富豪、UFに1億ドル投資決定
世界金融危機勃発
ブルトンとバイク対決

DP(どん底ポイント)……ブウトンが中国人マネーをババコ社に投資することを知らされる
※PP#2のちょい前

PP#2……ゴードン、スイスにウィニー名義の一億ドルの信託預金
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

ゴードンに送金

クライマックス(目的達成・解決へ)……ゴードンがいない
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇

ウィニーと別れる
ウィニーの胎児の映像を見せるもゴードン興味なし?
「凍った真実」にてブルトンの不正を暴露

TP(転換ポイント)……ゴードン、UFに1億ドルを投資



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成
クライマックスで、ゴードンがマンションから姿を消したシーンは衝撃的。それまで改心したと思わせといてのまさかの裏切り。
最後の最後でゴードンがUF社に投資するところ。
ゴードンはモラルハザードを是正して健全な社会を作るためにあえて汚れ仕事をこなしているダーティ-ヒーロ。


・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

バド・フォックス・・・成功したい野心家。家族想い。父を敬慕。
ゴードン・ゲッコー・・・金を儲けるためには手段を選ばない冷徹漢。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……成功したい。金持ちになりたい。
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。


インサイティング・インシデント(=事件)……顧客から損の責任を転嫁される

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……

父からブルースター航空のメーカー手抜き情報をGET
ゲッコーに対面。ブルースターの情報を教える

PP#1(=キイ・インシデント)……ゲッコーから買い注文依頼
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

ゲッコーの10万をスってしまい、クビの危機
ワイルドマンについての調査⇒アスコットが買い⇒ワイルドマン、ゲッコーたちのもとを訪ねてきて激怒
ダリアンと交際

MP……手段を選ばずに情報収集するバド
※引き返すことができない事件が起こる

高級マンションを購入
テルダー社をゲッコーが乗っ取り
⇒ゲッコー、株主総会にて反論
バド、ゲッコーにブスースターを立て直すための協力を依頼
父、ゲッコーの計画に反対⇒父と喧嘩
証券取引委員会、テルダー株について調査

DP(どん底ポイント)……ゲッコー、ブルースターを解体⇒バド激怒
※PP#2のちょい前

PP#2……病床の父と会う
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

ワイルドマンに協力を依頼

クライマックス(目的達成・解決へ)……ブルースター株の売買でゲッコーを騙して大損をさせる
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇

インサイダー取引にて捕まるバド
ゲッコーにしばかれる

・参考文献/サイト

・良点……
非常に綺麗な3幕構成。
マイケルダグラスの名演。
金融市場主義に対する強烈なアンチテーゼ。
証券業界のリアルな内情。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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