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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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10P・・・ブロークバックマウンテンで仕事をすることになるイニスとジャック。
次の10P・・・親密になっていく二人。
GL・・・

結ばれる。
TP#1・・・関係を持つ二人。


FHSC・・・うまくいかないそれぞれの生活。
P1・・・分かれる二人。

MP・・・再開。
SHSC・・・破綻していく生活。
P2・・・離婚。

TP#2(LP)・・・ジャック死亡。

CL・・・娘が結婚。これで、ジャックとイニスは永遠に二人きり。



・良点……
3幕構成。
男と男の恋愛という強烈な基本的葛藤が最後まで効いていた。
内的葛藤が、うまく表現されている。

・悪点……
特に。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……A

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I・I・・・提案書を作成。
ドロシーとの出会い、婚約パーティーetcのプライベート。

GL・・・
安いコミッション、少ないクライアントとの密な関係etc
、己の信念を貫いて成功する。
TP#1・・・SMIをくびになる。退社。


FHSC・・・独立するも、うまくいかないビジネス。
P1・・・クッシュがシュガーと契約していた。

MP・・・ドロシーと寝る。
SHSC・・・仕事と家庭の狭間で苦悩。
P2・・・ドロシーと結婚。

LP・・・ドロシーを別れる。

TP#2・・・ロッドがゲームで大活躍。
CL・・・ドロシーと復縁。ロッド、カージナルスと4年1000万円超の契約が出演番組で明らかになる。



・良点……
3幕構成。
総じて良かった。
構成的には模範的な作品。
最後、テレビ番組でロッドが見せた涙は感動もの。

・悪点……
特に。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……B

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OP・・・坊主になる海兵
GL・・・戦争という地獄から抜け出したい。
TP#1・・・教官を撃つデブ。その後、デブ自殺。
TP#2・・・指揮官トラップに引っかかって死亡。
CL・・・
カウボーイ、撃たれる。
ジョーカー、狙撃主を銃殺。

・良点……
3幕構成?
戦争そのものを描いた映画。
この地獄を何とかしたいという欲求がありなら、最終的に女性スナイパーに自ら殺すという悲劇的な結末が戦争の本質を象徴している。
最後に女性スナイパーを助けていたら、安っぽいドラマになっていた。

・悪点……
ジョーカーの行動が弱すぎた。
戦争という流れに身を任せていただけ。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……C

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TP#1・・・ウィラード大尉にカーツ大佐の抹殺指令が下る。
GL・・・カーツ大佐を殺す。
FHSC・・・行き先を告げずにカーツのもとに向かう。
キルゴアがサーフィンの場所を確保するために空爆。
ジャングルにてトラに襲われる。
バニーガールショー。
バニーガールを抱く。
ベトナムの船員を殺す。

P1・・・?

MP・・・カンボジアへ
SHSC・・・カンボジアのカーツの住処へ向かう。
クリーンが殺される。
フランス人入植者と食事。
チーフ、槍で刺される。
P2・・・?

LP・・・?
TP#2・・・カーツ大佐の住処に到着。
CL・・・
カーツ大佐と対面。
捕まるも、次第に自由の身に。
水牛の解体とカーツ大佐殺しのカットバック。

・良点……
3幕構成?
最後の、コッポラの伝家の宝刀・カットバックによる殺人シーンがよい。
人がジャングルで吊るされていたり、非人道的な描写が多く、戦争の凶器がよく演出されている。

・悪点……
2幕で中だるみ感が。ただエピソードを並べているだけのような気がする。
戦争の狂気を体験していくうちに、徐々にカーツ大佐のことを理解していく主人公の変化は分かるのだが。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……C

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OP・・・保安官のNA。最近の犯罪は理解できない。無力感が漂う。
シガーが殺人を繰り返す。
I・I・・・

モスが200万ドルを盗む。
GL・・・
保安官―シガーを捕まえる。
モス―シガーから逃げる。
シガー―モスを殺す。
TP#1・・・ギャングたちに見つかる。
前半SC・・・シガーから逃げる。
P1・・・ホテル、路上で銃撃戦を繰り広げるモスとシガー。

MP・・・モス、メキシコへ逃亡。国境付近に200万ドルが入ったブリーフケースを捨てる。
後半SC・・・妻を助ける。
P2(LP)・・・シガーから、妻を殺すとの脅迫電話を受けるモス。

TP#2・・・妻に、エルパソに来るように伝える。
CL・・・
エルパソのモーテルで殺されるモス。
車の追突事故にあうシガー。
保安官を引退することを決意するも、友人に思い上がりは変えられると励まされる。
その後、妻に夢の話しをする「俺の行く先に親父がいる」



・良点……
3幕構成。
殺人シーンは、コーエン兄弟の真骨頂。
余計な間がなく、いきなり殺すところがリアル。
シガーが最後に追突事故にあうシーンは、因果応報というメッセージが伝わってくる。
追突事故の後、子供たちにシャツを恵んでもらった見返りに、律儀に現金を渡している姿は、ただ己の行動規範に従って愚鈍に生きる男の恐ろしさが出ている。
保安官の最後の夢は、辛いことがあっても前に進まなければいけないということの比喩?
シガーから逃げるモスのシーンは、セリフがほとんどなく全体的に秀逸。

・悪点……
セリフがやたら多いシーンがあった。特に、保安官。
3幕が盛り上がりに欠けた。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……C

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プロフィール
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向田スガ子フィールド
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