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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・テーマ・・・家族

・プレミス・・・暗黒街のマフィアの大物が家族問題で苦悩!

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
ドンが、麻薬の売人・ソロッツオの銃弾に倒れる。
その後、ドンは天寿を全う。
息子達は(ソニー・マイケルetc)は、黒幕・バルジーニ一味を根絶やしにするのであった。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
葬儀屋、ドンに捌きを依頼。
娘の結婚パーティー(主要人物全て登場)。
ジョニー、ドンに映画出演依頼
⇒トム、ウォルツに依頼
⇒拒否される
⇒牛の首をウォルツのベッドの中に潜ませて脅す
ドン、トム、ソニー、ソロッツオと麻薬売買に関する商談
⇒ドン、拒否
ドン、ルカにソロッツオの素性について調べるよう依頼
⇒タッタリア、ソロッツオに殺される
⇒ドンも凶弾に倒れる

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
トム、ソニを説得するようソロッツオから依頼される(マヨ)
裏切り者・ポーリーを始末
マイケル、病院に
⇒手薄(イラ)
⇒警官にぶん殴られる(イラ)
⇒家族が助けに来る
ソロッツオ、マイケルと交渉したい?(マヨ)
⇒マイケルがソロッツオと悪徳警官を撃つことに
⇒マイケル撃ち取る
ドン復帰
⇒マイケルの件でショック(イラ)
⇒マイケル、シチリアにてアポロニアに一目ぼれ
⇒父親反対
⇒説得。結局OK。
ソニー、妹を殴ったカルロを半殺し(イラ)
マイケル、アポロニアと結婚
カルロ、また妹に暴行(イラ)
⇒ソニー、向かう途中で殺される(イラ)
アポロニアの乗った車が爆発(イラ)
5大ファミリー会議開催
⇒バルジーニを言い分を飲んで条件付で麻薬売買可(イラ)。平和協定締結。
⇒ドン、ソニーを黒幕はバルジーニであることを見切る(イラ)

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
マイケル、ドン就任
⇒カルトトムを外す
ベガスへ
⇒モにホテル買収の話を持ちかける
⇒拒否される
ドン死亡(転)
ドンの葬式の最中、テシオがバルジーニとの会談を持ちかけてくる(転)
マイケル、洗礼を受ける
⇒カットバックでタッタリアもバルジーニも皆殺し
⇒テシオも
⇒なんとソニーを裏切っていたカルロも(転)

・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・葬儀屋の依頼を受けるドン(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・ドンも凶弾に倒れる(0:45頃)

・目的・・・ドンを撃ったソロッツオを殺し、その関係者を探す

・MPとその時間・・・マイケル、ソロッツオと悪徳警官を撃つ(1:30頃)

・PP#2とその時間・・・5大ファミリー会議にて、バルジーニが黒幕であることを見切るドンン(2:15頃)

・天・・・第2次世界大戦後

・地・・・NYの暗黒街、ベガス、etc

・主人公
●ドン・・・家族想い、無血でことを丸く納めたタイプ。だが、いぞとなれば容赦なく殺す残酷・非道な部分も持ち合わせている。

キーワード・・・家族バカ、息子たちを溺愛しまくり

極端なクセ・こだわり・・・キーワード参照

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・キーワード参照

私(住んでいる場所etc)・・・残虐・非道

敵役(いい人?)・・・タッタリア、バルジーニ、ソロッツオ(全員、己の利しか考えない外道ばかり)

●マイケル・・・真面目。だが、、やはり父の血をひいているせいか、残酷・非道さに目覚めてしまう。

キーワード・・・真面目、堅物

極端なクセ・こだわり・・・キーワード参照

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・キーワード参照

私(住んでいる場所etc)・・・残虐・非道

敵役(いい人?)・・・
タッタリア、バルジーニ、ソロッツオ(全員、己の利しか考えない外道ばかり)
ケイ(マイケルには人殺しはしてほしくない)
ドン(同上)
家族(マイケルは殺しに向いていないと思っている)

・良点・・・
3幕。
最後のカットバックでの皆殺しシーンが印象的。
マーロン・ブランドのど迫力の演技が圧巻。

・悪点・・・
長い。

・その他・・・

・ランク(A~Z)・・・C

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向田スガ子フィールド
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