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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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OP・・・風子、鈴子に殺される。
I・I・・・

被告人に会う。
犯行時、被告人は旅館で落武者に乗っかられて金縛りにあっていた。
GL・・・被告人の無罪を証明する。
TP#1・・・

旅館で落武者に会う。
落武者、証言台に立つことになる。

FHSC・・・落武者の存在を周りに認めてもらう。
P1・・・?
MP・・・裁判開始。落武者の存在を認めない検察官。

LP(P2?)・・・
あの世の公安が落武者を迎えにくる。
落武者の人間性に疑いがかけられる。
結局、裏切り者とされる。
TP#2・・・
自信を持てと落武者に励まされる。
落武者、あの世に旅立つ。

CL・・・
死んだ風子の証言により、本当の犯行者は鈴子であったことが発覚する。



・良点……
3幕構成。
幽霊が法廷に立つことによる問題を解決するために
宝生と落武者のあたふたする様が面白い。
三谷幸喜のネームバリューがあってこそ実現した企画。
たぶん他の人間がこの企画を出したら、何もわかっていないプロデューサーに
リアリティーがないなんて判で押したようなことを言われて却下されていただろう。


・悪点……
3幕の展開が、少し強引すぎるし勢いで乗り切った感じがする。
風子の証言が決め手になって勝ったわけだが、風子の存在を、落武者同様にまた一から
証明する必要があったのでは?
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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