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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

バド・フォックス・・・成功したい野心家。家族想い。父を敬慕。
ゴードン・ゲッコー・・・金を儲けるためには手段を選ばない冷徹漢。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……成功したい。金持ちになりたい。
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。


インサイティング・インシデント(=事件)……顧客から損の責任を転嫁される

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……

父からブルースター航空のメーカー手抜き情報をGET
ゲッコーに対面。ブルースターの情報を教える

PP#1(=キイ・インシデント)……ゲッコーから買い注文依頼
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

ゲッコーの10万をスってしまい、クビの危機
ワイルドマンについての調査⇒アスコットが買い⇒ワイルドマン、ゲッコーたちのもとを訪ねてきて激怒
ダリアンと交際

MP……手段を選ばずに情報収集するバド
※引き返すことができない事件が起こる

高級マンションを購入
テルダー社をゲッコーが乗っ取り
⇒ゲッコー、株主総会にて反論
バド、ゲッコーにブスースターを立て直すための協力を依頼
父、ゲッコーの計画に反対⇒父と喧嘩
証券取引委員会、テルダー株について調査

DP(どん底ポイント)……ゲッコー、ブルースターを解体⇒バド激怒
※PP#2のちょい前

PP#2……病床の父と会う
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

ワイルドマンに協力を依頼

クライマックス(目的達成・解決へ)……ブルースター株の売買でゲッコーを騙して大損をさせる
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇

インサイダー取引にて捕まるバド
ゲッコーにしばかれる

・参考文献/サイト

・良点……
非常に綺麗な3幕構成。
マイケルダグラスの名演。
金融市場主義に対する強烈なアンチテーゼ。
証券業界のリアルな内情。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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