忍者ブログ
脚本家が古今東西の名作映画を分析
[18] [17] [16] [15] [14] [13] [12] [11] [10] [9] [8]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・テーマ・・・差別

・ログライン(簡易※1行以内)・・・・・・


・ログライン(詳細)・・・
1幕
※様々な人を取り巻く差別について
アンソニーとピーター、リックの車を盗む。
グラハム、白人麻薬捜査官による黒人刑事の銃殺事件の取調べ。
リック、飲酒テストでクリスティンの体を触りまくり。
ファハド、錠前屋のダニエルに錠を直すよう依頼。が、ダニエルはドア自体を交換しないと無理と。
etc

2幕 
ライアン、転倒した車の中にいるクリスティンを救出。
グラハム、検事補佐に害者の刑事が、コカイン中毒で売買をしていることを伝える。
ハンセン、キャメロンをかばう。
ファハド、ダニエルの娘を撃つ⇒なぜか助かる。
etc

3幕
ハンセン、ピーターを手違いで撃ってしまう。
アンソニー、タイ・カンボジア人を解放。
etc

・目的・・・
差別にどう対応していくのか、またどう自分自身が変わっていくべきか

・インサイト・インシデントとその時間・・・リアと中国人女性が追突事故(OP)

・PP#1(キー・インシデント)とその時間・・・1幕参照

・MPとその時間・・・2幕参照

・PP#2とその時間・・・ハンセン、ピーターを手違いで撃ってしまう(1:28頃)

・天・・・現在

・地・・・いろいろ

・人※2面性(共通と憧れ)・・・
差別する側・・・歩み寄らなければ・・・
差別される側・・・被害妄想が強すぎじゃあ・・・自分で自分を貶めているだけじゃあ


・良点・・・
別時系列同時進行型※別々ストーリーが同時に進められる。が、どこかで関係している。
構成が混沌とせず綺麗にまとめられてあった。
差別する側が差別されたり、差別される側が差別したりと、立場が変わって差別問題について各々が考えさせられる話。
非常にメッセージ色の強い作品で、差別する側がやめろ、差別される側は自分を貶めるようなマネはよせというのが作者の伝えたかったところでありテーマ。


・悪点・・・
総じてよかった。
多民族国家でない日本人は、この映画をみてピンとこないかも。

・その他・・・
別時系列同時進行型映画では一番よい見本になる映画だと思う。


・ランク(A~Z)・・・B

拍手[0回]

PR
プロフィール
HN:
向田スガ子フィールド
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 脚本家的映画分析ログ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]