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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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OP・・・ホーマーの生い立ち。親の愛に飢える孤児。哀れな孤児が生まれてこないように法を破って堕胎も厭わないラーチ。

I・I・・・キャンディとウォリーが訪ねてくる。

GL・・・世の中を知る。

TP#1・・・ホーマー孤児院を出る。

MP・・・ラーチ、ホーマーを理事会に推薦する。

LP・・・ローズが妊娠。父が父。ウォリー、下半身不随。

TP#2・・・成り行き任せでは駄目(ルールは自分で作る)ということに気づく

BT&CL・・・ローズ堕胎手術。父、娘に刺されて死亡。ラーチ死亡。

ED・・・孤児院に戻る。

・良点……
美しい。
1シーン、1シーンの描写やセリフのやり取りが極め細やか。
投手でいうなら抜群の制球力を持つ、技巧派の変化球投手のような作品。
ラーチ先生が理事会にホーマーの悪口をあえて言うシーンはお気に入り。
ラーチ先生が法に反して堕胎を行っているように、現状に則さないルールは無視して自分で作るというのがテーマかな?
そのことに気づいたホーマーは、無免許であるが、産婦人科医として孤児院で働くことを決意する。
しかし、ローズの父が、娘と性交して、最終的には娘に刺されるという悲劇にもあるように、ルールを無視する危険性も示している点が良い。世の中、そんな単純ではないよと。
トビー・マグワイアははまり役だった。

・悪点……
特にない。
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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