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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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東京下町の町並み、建設中の東京タワー
集団就職してくる六子
近所の子供に怒るうだつの上がらない小説家の茶川
ヒロミのところ預けられてくる淳之介
TP1・・・六子、就職先が鈴木オートでがっかり
TP1・・・淳之介を押しつけてくるヒロミ、茶川が面倒を見ることに



淳之介が茶川のファンであることが発覚

伏線・・・手際よく自転車を修理する六子

経歴詐称で起こられる六子、募集が詐欺だと逆ギレする六子
六子、茶川の家の押入れの中に篭城
実は鈴木の間違いだったことが発覚、その後仲直り

伏線・・・淳之介が書いたSF小説がクラスメイトに好評
伏線・・・冷蔵庫の中の腐ったシュークリーム

鈴木家にテレビがくる
近所の人たちと力道山の試合を観戦
テレビが故障、茶川が分解して壊す

六子、シュークリームを食べて倒れる
佐久間から注射を打たれる

冷蔵庫がくる
氷運びが、捨てられた木製の冷蔵庫を見て「・・・・・・」

淳之介の書いた作品を盗作する茶川
淳之介、怒るどころか感動

伏線・・・一平の服のつぎはぎの中にお守り
伏線・・・近所に不審者

淳之介の母が見つかる
淳之介と一平が会いにいくも、出てきた男「いない」
金がなくて帰れない一平と淳之介
一平の服から金
戻ってくる二人

伏線・・・ヒロミ、茶川にプロポーズ?
伏線・・・ヒロミの家の前に、妙な男の姿
伏線・・・鈴木から金を借りる茶川

茶川、万年筆が描かれた絵を見る
サンタ(佐久間)から淳之介に万年筆のプレゼント

茶川、指輪の入っていない箱を出してヒロミにプロポーズ

青森行きの切符をもらうも浮かない表情の六子

ヒロミ、いなくなる

社長秘書が淳之介をお出迎え?

LP・・・六子「田舎に帰っても嫌がられる」「手紙の返事もこない」

LP・・・
社長(父)が迎えに来る
車で連れられていく淳之介
荒れる茶川



TP#2・・・
実は母から手紙がきていた
慌てて上野駅に向かう六子

TP#2・・・
淳之介からの感謝の意が綴られた手紙
追いかける茶川
戻ってくる淳之介
茶川「お前が帰ってきたら迷惑なんだよ(嘘)」

東京タワー完成



・良点……
3幕構成。
巧みな伏線
茶川、六子を柱とした群像劇
目的・動機がはっきりとしていない
強いていうなら、「成長」
OPとEDの東京タワーは、物語前後の茶川、六子の成長の象徴
掘北真紀がはまり役
掘北以外の女優が六子を演じていたら、あらゆるリアリティーが失われていた
構成的には、独立したシーケンス(エピソード)がブツ切りに並んでいるイメージ
ただ、様々なエピソードを通して茶川、六子は確実に成長している

・悪点……
特にない
 
・その他……
 
・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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