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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・ターゲット層・・・C、T、F1、M1、M2

・予算・・・特大

・テーマ・・・本当の善

・プレミス・・・

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
デイヴィジョーンズの心臓が入った宝箱とその鍵を探す一行。
ジャック&ブラックパール号はクラーケンに飲み込まれてしまう。
心臓は密かに手に入れていたノリトンは、ベケット卿に差し出すのであった。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
東インド貿易会社・ベケット卿、ターナーとエリザベスを逮捕
ジャック、船員とともに鍵探しをすることに
ベケット卿、ターナーにジャックの持つコンパスを持って帰ってくるよう指示
ジャック、ビル・ターナーと再会
⇒ブラックパール号の借用期限が迫っている、クラーケンが狙っている・・・
⇒大慌てで陸地に逃げる

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
ターナー原住民に捕まる(イラ)
⇒原住民の長がジャック
エリザベス脱獄
ジャック、丸焼きの危機、逃げるターナーと船員たち(イラ)
ジャック、ターナーにコンパスと引き換えに鍵を探しを要求(マヨ)
ダルマの元に
⇒箱の中身はジョーンズの心臓、鍵はジョーンズ自身が持っている
⇒ナオミから土をもらう
フライング・ダッチマン号に乗り込むターナ
⇒ターナー捕まる(イラ)
⇒ジャック、ターナーを手付けに99人の奴隷を献上することでジョーンズへの借りを返すことに
ジャックの面接に訪れたノリトン、大暴れ(イラ)
⇒エリザベスも
ターナー、父と再会。父、息子の背にムチ打ちをさせられる(イラ)
⇒ターナー、父の助けもありジョーンズから鍵を盗むことに成功
ターナーが逃げこんだ船がクラーケンの餌食に(イラ)
⇒ターナーなんとか助かる
ジョーンズ、宝箱がある十字架島へ(イラ)
ジャック、十字架島にて宝箱を発見
ジャック-ジョーンズを殺すとクラーケンを操る者がいなくなる
ターナー-ジョーンズを殺して父を救う
ノリトン-宝箱があれば失った身分を取り戻すことができる
ジョーンズの船員に追われるエリザベス、宝箱を持って逃げる船員2人

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
ブラックパール号の横にフライング・ダッチマン号が横付け
土を詰めたビンの中に心臓無し
クラーケンに襲われるジャック
⇒逃げるジャック?
戻ったジャック、ラム酒のはいった樽を銃撃して爆発
⇒クラーケン、一時退散
エリザベス、クラーケンが狙っているジャックを柱に手錠で繋ぐ
⇒クラーケンに飲み込まれるジャック&ブラックパール号
ノリトン、ベケットに心臓を差し出す
ジャック&ブラックパール号の奪還を心に誓う船員たち
⇒バルボッサ登場!

・プロットポイント
インサイティング・インシデントとその時間・・・ターナーとエリザベス(OP)

PP#1(=キイ・インシデント)とその時間・・・鍵&宝箱探し決定(0:12頃)

・目的・・・鍵&宝箱探し

・MPとその時間・・・ターナー、ジョーンズに捕まる(1:00頃)

・PP#2とその時間・・・ジョーンズの心臓を盗むジャック(1:50頃)

・TPとその時間・・・クラーケンに飲み込まれるジャック&ブラックパール号(2:15頃)

・天・・・不明

・地・・・海

・登場人物(職業、性格etc)
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い)
ジャック
・エキセントリック ・本当は善の心の持ち主

・良点・・・
スリーアクトストラクチャー。
相変わらずアクションシーンが圧巻。圧倒的映像美
ターナー父の息子をかばったり手助けするシーンは個人的に好き

・悪点・・・
前作もだけど、人間のドロドロとした情念の表現が乏しい

・その他・・・

・ランク(A~Z)・・・D

拍手[0回]

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・テーマ・・・報復、別れ

・プレミス・・・

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
マイケルの娘の部屋が銃撃される。次第に、マイアミのロスや寝返ったフレドの仕業であることが明らかになっていく。最後は、例によって皆殺し。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
シチリア島にて、ビトーの父・母・兄殺される
⇒ビトー、アメリカへ逃亡
⇒天然痘に、エリス島に隔離
*****************************************************************
ネバダ州のとあるパーティー
⇒知事からカジノ経営の許可下りず、マイアミのロスの影が・・・
⇒フランク、縄張りを荒らしたロサト兄弟(バックにロス)に敵対心
⇒マイケル、落ち着くよう説得
娘の部屋に何者かが乱射!
⇒マイケル、トムに全てを任せて家を後に

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
隣人・クレメンザに銃を渡される(イラ)
ビトー、ファヌッチの甥に仕事を譲り失業するはめに(イラ)
ビドー、クレメンザからお礼に絨毯をもらう(盗む?)
*****************************************************************
マイケル×ロス対面、パートナー?
⇒マイケル、フランクは粛清すると嘘をつく(マヨ)
⇒フランクには、ロスを油断させるためにロサト兄弟と仲良くやれと忠告(マヨ)
⇒ロサト兄弟に殺されかけるフランク
⇒フランク、マイケルにはめられた!?(イラ)
マイケル、キューバのハバナへ
⇒フレドがロス寄りだったことが発覚、娘の部屋への発砲も・・・・(イラ)
⇒モ・グリーンはロスの仲間だった(イラ)
⇒ロスにフランクを殺そうとしたか問いかけたところ、開き直るロス(イラ)
⇒ロスの腹心・オラを絞殺
⇒後一歩のところでロスをやれず(イラ)
⇒フレド、マイケルと同行せず
*****************************************************************
ファヌッチ、マイケルに一人200ドル、計600ドルの上納金を要求(マヨ・イラ)
⇒ビドー、ファヌッチを殺す
*****************************************************************
公聴会に召喚されたマイケル、トム(イラ)
⇒チチがコルレオーネファミリーを悪行を証言(イラ)
*****************************************************************
コロンボが犬を飼っているという理由で家を追い立てられている(イラ)
⇒ビドー、大家の元に。金を掴ませる
⇒大家、侘びに来る
*****************************************************************
公聴会にて昔の問題を蒸し返してくる議員達(イラ)
マイケル、フレドと別れる(イラ)
公聴会、証人として呼ばれたフランクが翻る(兄の姿を見たため)
ケイ、堕胎していた
⇒マイケル、しばく(イラ)

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
ビトー、シチリアへ
⇒ドン・チッチオを腹を掻っ切り復習大成功
*****************************************************************
ロス、フレドを殺す、フランク自決


・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・シチリア島にて、ビトーの父・母・兄殺される(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・娘の部屋に何者かが乱射!(0:35頃)

・目的・・・報復

・MPとその時間・・・ファヌッ殺し(2:05頃)

・PP#2とその時間・・・フレド、ケチとの別れ。ロス殺しを決意(2:40頃)

・TPとその時間・・・めった殺し。フレドも。フランク自決(3:00頃)

・天・・・1900年代初頭~1960年頃

・地・・・米国ネいろいろ

・主人公
マイケル・・・父の意思を告ぎ、家族を溺愛。家族のためならどこまでも非情になれる。例えそれが、妻や血の繋がった弟であっても・・・?

キーワード・・・家族想い・やり手のビジネスまん

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・ドンとして、どう判断すべきかで苦悩。家族のために家族に刃を・・・

公・・・キーワード参照

私(住んでいる場所etc)・・・豪邸、妻・ケイや子供との間でうまくういっていない。

敵役(いい人?)・・・狡猾な手段でマイケルを陥れようとするロス、妻・ケイ、裏切る兄・フレド
上院議員・ギアリー

・良点・・・
スリーアクトストラクチャー。
マイケルとビドーの話を交互に展開。

・悪点・・・
長い。

・その他・・・

・ランク(A~Z)・・・C

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・テーマ・・・家族

・プレミス・・・暗黒街のマフィアの大物が家族問題で苦悩!

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
ドンが、麻薬の売人・ソロッツオの銃弾に倒れる。
その後、ドンは天寿を全う。
息子達は(ソニー・マイケルetc)は、黒幕・バルジーニ一味を根絶やしにするのであった。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
葬儀屋、ドンに捌きを依頼。
娘の結婚パーティー(主要人物全て登場)。
ジョニー、ドンに映画出演依頼
⇒トム、ウォルツに依頼
⇒拒否される
⇒牛の首をウォルツのベッドの中に潜ませて脅す
ドン、トム、ソニー、ソロッツオと麻薬売買に関する商談
⇒ドン、拒否
ドン、ルカにソロッツオの素性について調べるよう依頼
⇒タッタリア、ソロッツオに殺される
⇒ドンも凶弾に倒れる

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
トム、ソニを説得するようソロッツオから依頼される(マヨ)
裏切り者・ポーリーを始末
マイケル、病院に
⇒手薄(イラ)
⇒警官にぶん殴られる(イラ)
⇒家族が助けに来る
ソロッツオ、マイケルと交渉したい?(マヨ)
⇒マイケルがソロッツオと悪徳警官を撃つことに
⇒マイケル撃ち取る
ドン復帰
⇒マイケルの件でショック(イラ)
⇒マイケル、シチリアにてアポロニアに一目ぼれ
⇒父親反対
⇒説得。結局OK。
ソニー、妹を殴ったカルロを半殺し(イラ)
マイケル、アポロニアと結婚
カルロ、また妹に暴行(イラ)
⇒ソニー、向かう途中で殺される(イラ)
アポロニアの乗った車が爆発(イラ)
5大ファミリー会議開催
⇒バルジーニを言い分を飲んで条件付で麻薬売買可(イラ)。平和協定締結。
⇒ドン、ソニーを黒幕はバルジーニであることを見切る(イラ)

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
マイケル、ドン就任
⇒カルトトムを外す
ベガスへ
⇒モにホテル買収の話を持ちかける
⇒拒否される
ドン死亡(転)
ドンの葬式の最中、テシオがバルジーニとの会談を持ちかけてくる(転)
マイケル、洗礼を受ける
⇒カットバックでタッタリアもバルジーニも皆殺し
⇒テシオも
⇒なんとソニーを裏切っていたカルロも(転)

・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・葬儀屋の依頼を受けるドン(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・ドンも凶弾に倒れる(0:45頃)

・目的・・・ドンを撃ったソロッツオを殺し、その関係者を探す

・MPとその時間・・・マイケル、ソロッツオと悪徳警官を撃つ(1:30頃)

・PP#2とその時間・・・5大ファミリー会議にて、バルジーニが黒幕であることを見切るドンン(2:15頃)

・天・・・第2次世界大戦後

・地・・・NYの暗黒街、ベガス、etc

・主人公
●ドン・・・家族想い、無血でことを丸く納めたタイプ。だが、いぞとなれば容赦なく殺す残酷・非道な部分も持ち合わせている。

キーワード・・・家族バカ、息子たちを溺愛しまくり

極端なクセ・こだわり・・・キーワード参照

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・キーワード参照

私(住んでいる場所etc)・・・残虐・非道

敵役(いい人?)・・・タッタリア、バルジーニ、ソロッツオ(全員、己の利しか考えない外道ばかり)

●マイケル・・・真面目。だが、、やはり父の血をひいているせいか、残酷・非道さに目覚めてしまう。

キーワード・・・真面目、堅物

極端なクセ・こだわり・・・キーワード参照

弱点(共通点)・・・キーワード参照

公・・・キーワード参照

私(住んでいる場所etc)・・・残虐・非道

敵役(いい人?)・・・
タッタリア、バルジーニ、ソロッツオ(全員、己の利しか考えない外道ばかり)
ケイ(マイケルには人殺しはしてほしくない)
ドン(同上)
家族(マイケルは殺しに向いていないと思っている)

・良点・・・
3幕。
最後のカットバックでの皆殺しシーンが印象的。
マーロン・ブランドのど迫力の演技が圧巻。

・悪点・・・
長い。

・その他・・・

・ランク(A~Z)・・・C

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・テーマ・・・?

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
デイヴィッド・マンが追突してくるトレーラーから終始逃げまくる。最終的に、自分の車をトレーラーにぶつけて、トレーラーを谷底に突き落とす。


・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
トレーラーを抜かして抜かれる。
パーキングにて妻にTEL。夜までに帰ることに(カセ)。
トレーラー、抜かせてくれない
⇒無理やり抜かす
⇒激突してくる
⇒モーテルに逃げる

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
レストランにてドライバー探し
⇒見つからず。(イラ)
⇒違うドライバーに因縁を吹っかけてぶっ飛ばされる。(イラ)
スクールバスを車で押す。
⇒バンパーが挟まる。(イラ)
⇒トレーラー再登場!(イラ)
⇒トレーラー、スクールバスを押す。
踏切を前にしてトレーラーに後ろから押される(イラ)
⇒逃げる。
公衆電話にて警察にTEL
⇒突っ込んでくるトレーラー!(イラ)
⇒車に乗り逃げる。段差のあるところに何とか逃げる(イラ)。
歩いてトレーラーに近づくと、逃げられる。(イラ)
坂に登って巻くことに成功。
⇒と思いきやラジエーター・ホースが故障。(イラ)
⇒頂上に到着。とりあえず安心。
追いつかれる(イラ)
⇒トレーラーに車をぶつけて谷に転落させる。

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
なし。

・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・トレーラーを抜かして抜かれる(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・トレーラーが激突してくる(0:20頃)

・目的・・・激突してくるトレーラーから逃げる。

・MPとその時間・・・トレーラー再登場(0:45頃)

・PP#2とその時間・・・?

・天・・・現在

・地・・・米国の荒原

・主人公
デイヴィッド・マン

キーワード・・・平凡

極端なクセ・こだわり・・・なし

弱点(共通点)・・・普通すぎること

公・・・普通

私(住んでいる場所etc)・・・家庭では肩身が狭い

敵役(いい人?)・・・トレーラーに乗る謎のドライバー

・良点・・・
3幕ではない。2幕で最後まで押し切るイメージ。
主要な登場人物はデイヴィッド・マンのみ。
セリフがほとんどなく、ほぼ映像でのみ得体の知れないトレーラーの恐怖を描いている。
平凡なサラリーマンであるデイヴィッド・マンが災難に巻き込まれところが、視聴者・観客の共感を誘う。
2幕の矢継ぎ早の葛藤が秀逸。
トレーラーから逃げるという単純極まりないストーリーを、巧みな演出・葛藤のインサートで見事なドラマになっている。
恐るべしスピルバーグ。

・悪点・・・
中盤のMOが余計。

・その他・・・
スピルバーグを舐めていました。すいませんでした。

・ランク(A~Z)・・・A

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・テーマ・・・生き方?

・ログライン(簡易※1行以内)・・・・・・
ヘンリーが立派?なマフィアに成長。が、最後は麻薬売買がバレて御用。

・ログライン(詳細)・・・
1幕
ヘンリー、ジミー、トミー、トランクの中のバッソを殺す。
ポリーの下、マフィアとして働くことに。

2幕 
ジミー登場。
捕まるが釈放。ポリー達から祝福。
トミーとソニーが喧嘩。
ポーリー出資で、ソニーレストラン経営⇒失敗。ポーリーに財産を毟り取られる。
ヘンリー、カレンと交際開始。
ヘンリー、カレンに暴行をの怒り爆発。
ヘンリー、ジミー、トミー、バッソを半殺し。トランクへ。
ヘンリー不倫。カレン、ヘンリーに銃を突きつける。
ヘンリー、ジミー、タンパで恐喝した男がFBIのタイピニストの兄だった。10年の刑に。
4年後出所。
ピッツバーグにて麻薬の売買を開始。ポーリーの警告無視。
ケネディ空港・ルフトハンザ貨物強盗成功!
ジミー、儲けをよこすよう迫るモーリーを殺害。カーボーンも。
トミー、幹部に昇進。が、ヴィニーに殺される。ジミー、激怒。
1980。
麻薬売買がバレて御用。
保釈。

3幕
ポーリーとジミーの関与を裁判にて密告。
田舎暮らし。


・目的・・・
マフィアとして成功を収める。

・インサイト・インシデントとその時間・・・ヘンリー、ジミー、トミー、トランクの中のバッソを殺す(OP)

・PP#1(キー・インシデント)とその時間・・・ポーリーの下で働き始める(0:05頃)

・MPとその時間・・・これといったMPなし。

・PP#2とその時間・・・麻薬売買がバレて逮捕(0:50頃)

・天・・・大体1960~1980

・地・・・いろいろ

・人※2面性(共通と憧れ)・・・
ヘンリー・・・自己中、愛。根っからのマフィアではない。 ※劇中、人殺しはしていない。
ジミー・・・ユーモアとすんげえ狂気。
トミー・・・ユーモアと狂気。

・良点・・・
トミー&ジミーの狂いっぷり。特にトミー。冗談を飛ばしながら、いきなり銃をぶちかます等、何の予定調和もなく殺害してしまうところ。
ジミー&トニーの殺害シーン。ナイフでグチャグチャしたり、銃をメチャクチャ発砲したり。
ヘンリー&カレンのナレーションを挟みながら、テンポよくリズミカルに且つドライにを散りばめつつ物語を進めていく手法。フォレストガンプと酷似。

・悪点・・・一応3幕構成。比率は0.5:8:1.5ぐらい。ほぼ2幕(葛藤)で構成。
もう少し1幕でマフィアになるに至るストーリーがあっても良かったかな。
いくつかの小さな葛藤を2幕に無理やり詰め込んでいて、物語を通じた一つの大きな葛藤が無かった。
非常に場つなぎ的。
ちょっと長かったかな。
間がほしい。

・その他・・・
ナレーションを交えながらテンポよく進めていく手法(ガンプ方式)が素敵やん。

・ランク(A~Z)・・・C

拍手[0回]

プロフィール
HN:
向田スガ子フィールド
性別:
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