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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・テーマ・・・

・プレミス・・・弁護士が少女殺しの冤罪で捕まった青年の潔白を証明する

・ログライン(=簡易ストーリー※1行以内)・・・
ポールが、ジョニー殺しで捕まったボビーを救うために捜索して、真犯人がサリバンであることを突き止める。
しかし、実はサリバンはボビーを釈放するために嘘をついていたことが発覚。
ボビーは、ポールの妻・ローリーの命を狙う、ポールによって殺される。

・ハコ(シーケンス)・・・
1幕(発端)
取調べを受けるボビー
ポール、討論会が終了後、冤罪で刑務所にいる息子のボビーを助けてくれと依頼される
ボビーと面会
⇒タニー・ブラウンに無理やり自供させられた。本当は、ジョニーを殺していない

2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているかに注目
※いかに主人公を困らせているかに注目
鑑識、刑事、弁護士、ジョニーの担任の先生、タニーブラウンに当時のことを尋問
⇒どれも胡散臭い(イラ)
車がボロボロに(イラ)
タニーブラウンと、その部下「無理やり自供させた覚えはない」(イラ)
ボビー「サリバンが殺した」?
ローリー、実はジョニー殺し裁判の検事で、自分の出世のために一日ボビーを拘留していた(イラ)
サリバンと再面会
⇒現場近くに何かを隠した
ダニーブラウンとジョニーが親しい?
現場近くでナイフを発見
⇒サリバンが新犯人であることが決定的に?
⇒ボビー晴れて釈放

3幕(結末)
※いかに転がしているかに注目
サリバンからTEL「俺の両親に会いにいけ」
⇒両親は死んでいた
サリバンと面会
⇒サリバンは、両親を殺ることを条件に、ジョニー殺しの罪を被った。やはり、ジョニー殺しの犯人はボビー。
サリバン死刑執行
ボビー、ローリーと娘を誘拐
⇒ボビーとタニーブラウンがボビーを殺す

・プロットポイント
インサイト・インシデントとその時間・・・取調べを受けるボビー(OP)

PP#1(=キー・インシデント)とその時間・・・ボビーと面会(0:20頃)

・目的・・・ボビーの無罪を証明する

・MPとその時間・・・真犯人?のサリバン登場(0:44頃)

・PP#2とその時間・・・
現場近くでナイフを発見(1:00頃)

・TPとその時間・・サリバン、両親を殺ることを条件に、ジョニー殺しの罪を被った事実を告白(1:15頃)

・天・・・現在

・地・・・フロリダのいろんな場所

・主人公
ポール

キーワード・・・

極端なクセ・こだわり・・・

弱点(共通点)・・・

公・・・
私(住んでいる場所etc)・・・

敵役(いい人?)・・・ボビー、タニーブラウン、その部下

・良点・・・
分かりやすいスリーアクトストラクチャー。
実はやっぱり犯人はボビーというどんでん返しがよい。
最後のカーチェイスが、90年代半ばっぽくて良かった(たぶんスピードやダイハードの影響?)
超良質なサスペンス作品。

・悪点・・・
特に。
ポールが普通すぎたかな?

・その他・・・
隠れた良作。

・ランク(A~Z)・・・A

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向田スガ子フィールド
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