忍者ブログ
脚本家が古今東西の名作映画を分析
[11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

・テーマ・・・希望

・ログライン(簡易※1行以内)・・・・・・
アンディが脱獄する話。

・ログライン(詳細)・・・
1幕
アンディ、無実の罪で刑務所入り。
最初は心を閉ざすも、徐々にレッドを中心に心を開くようになる。

2幕 
対ボックス。
刑務官たちからも一目置かれるようになり、彼らの税務処理や所得隠しに協力。
トンカチやポスター等を調達。
仮釈放のブルックスがシャバに馴染めず自殺。
ブルックス図書館を創設。
トニーへの教育。
トニーがアンディの妻を殺した真犯人・エルマについて言及。
所長、トニーを殺害。
etc。
アンディ、脱獄。

3幕
脱獄成功!

・目的・・・
脱獄※ただ露骨に脱獄しよという動きはなし。

・インサイト・インシデントとその時間・・・裁判にて終身刑が確定。刑務所へ。(0:10頃)

・PP#1(キー・インシデント)とその時間・・・囚人たちと打ち解け始める。レッドにハンマーを調達するよう指示(0:20頃)

・MPとその時間・・・トニー、真犯人・エルマについて言及。アンディ、無実を証明する千載一遇のチャンス(1:30頃)

・PP#2とその時間・・・社長、アンディの部屋で抜け穴発見(1:50頃)

・天・・・1947年

・地・・・ショーシャンク刑務所

・人※2面性(共通と憧れ)・・・
アンディ・デュフレーン、刑務所の住人を装いつつ、内心脱獄の希望を捨てていない。
エリス・ボイド・"レッド"・レディング、希望を否定するも、希望を捨てないアンディに惹かれる。

・良点・・・
刑務官・所長に取り入って郵送の許可を得る、架空口座の作成、
ハンマー・ポスターの調達等、最後の脱走に繋がる伏線の張り方が秀逸。
脱獄意志を最後まで微塵も感じさせない演出・構成。
最後の脱走(大どんでん返し)に繋がっていく。
ボックスに掘られそうになったり、次第に刑務所の水に慣れて、希望を失っていく
囚人たちの姿が生々しく描かれていていい。

・悪点・・・
なし。全てが完璧。

・その他・・・
何度も見直したい作品の一つ。

・ランク(A~Z)・・・AAA

拍手[0回]

PR
プロフィール
HN:
向田スガ子フィールド
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 脚本家的映画分析ログ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]