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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・プレミス(一言で言えるストーリー)……アイルランド共和軍の男が、好きなった男のために全てを投げ打つ話。

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する


・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

インサイティング・インシデント(=事件)……英国軍の黒人兵士を捕まえる

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
黒人兵士と仲良くなっていくファーガス
黒人兵から、死んだら恋人のディルに「君を愛していたと伝えてほしい」と伝言を頼まれる
黒人兵の死刑決定
逃げる黒人兵⇒結局、轢かれて死亡

PP#1(=キイ・インシデント)……英国軍の攻撃。仲間死亡。
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

ディルに会ううちに愛情が芽生えてくる

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……ディルとの愛を貫く
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

MP……情事中に、ディルが男性であることが発覚
※引き返すことができない事件が起こる

ディルと距離を置くも、すぐ仲直り

DP(どん底ポイント)……
※PP#2のちょい前

PP#2……
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

TP(転換ポイント)……

クライマックス(目的達成・解決へ)……
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
綺麗な3幕構成。
文学的なセリフのやり取りが秀逸。
英国軍の攻撃シーンやディルの裸体etc、映像的なインパクトも絶妙のタイミングで入っている。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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