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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・プレミス(一言で言える面白いストーリー)……青年政治家が、調整局の定める”運命”に逆らって彼女と結ばれる話。

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

デヴィッド・・・運命に抗うことを厭わない意志の強い人間。衝動的に部分もある。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……運命に抗ってエリースと結ばれる。
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

下半身露出がばれる。

インサイティング・インシデント(=事件)……トイレにてエリースに偶然出会う。

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
上院選敗北。
エリースにバスの中で再会。
調整局干渉班につかまる。

PP#1(=キイ・インシデント)……リチャード「エリースと別れろ。さもなければ記憶をリセットする」
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

3年後、エリースに再会。
リチャードにばれる。
再出馬。
調整局の妨害を突破してエリースのダンス練習を見る。

MP……上層部のトンプソンが介入。
※引き返すことができない事件が起こる

エリースの元に元彼からTEL。
トンンプソン「別れれば、エリースは世界的なダンサー&振付師になれる」
エリースを病院に置き去りにする。

DP(どん底ポイント)……エリースが結婚。
※PP#2のちょい前

PP#2……ハリーに協力を依頼。
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

エリースの元へ、回路を進む。
エリースを連れて逃亡。

クライマックス(目的達成・解決へ)……干渉班に囲まれる。が、議長が「運命の書」を書き換えて、エリースと結ばれることに。
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成。
分かりやすい構成。
最初に目的が設定されてからクライマックスまでブレがない。

・悪点……
ひねりがない。
単純すぎ。

・その他……

・ランク(A~Z)……D

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向田スガ子フィールド
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