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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・プレミス(一言で言える面白いストーリー)……

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

ミッキー・・・うだつの上がらないボクサー。母や兄に気を使うあまり本領を発揮できない。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意


目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……兄や母・家族から逃げる。
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

インサイティング・インシデント(=事件)……ミッキー、マンビーとの試合決定。猛練習。

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
バーでシャリーンと出会う。
マンビー欠場。代わりに9キロもウェイトが上のマンジンが相手に。
ミッキー、あえなく敗戦。

PP#1(=キイ・インシデント)……ベガス行き(一年間給与をもらいながら練習できる)を誘われる。
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

シャリーンが家族の悪口
母が試合を決めてくる。ミッキー拒否。
ディッキー、ベガスでの一年分の金を工面?
ディッキー強盗。警察に捕まる→救出しようとしたミッキー、警察に拳をつぶされる。
ディキー刑務所へ。

MP……ディッキー主演のドキュメント番組「ディッキーの転落人生」放送開始
※引き返すことができない事件が起こる

母、ディッキーを裏切るミッキー。
シャリーンの元に追いかける母たち
ミッキー連戦連勝
兄の作戦でサンチェスに逆転勝利。
ディッキー釈放。
ミッキー「兄貴とは離れる」

DP(どん底ポイント)……
※PP#2のちょい前
ミッキー「兄も家族もまた戻ってきてほしい」
→シャリーン、オキーフ、怒って出ていく
ディッキーも出ていく

PP#2……ディキー「(シャリーンに)俺が身を引く。だから戻ってくれ」
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

世界戦。VSニアル。

クライマックス(目的達成・解決へ)……ミッキーTKO勝。
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
綺麗な3幕構成。
ミッキーの家族を切り離すべきかどうかの葛藤がよく描かれている。
クリスチャンベールの役作りと演技力に脱帽。
ニアルをブッ飛ばした時の爽快感が最高。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……AA

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向田スガ子フィールド
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