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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・プレミス(一言で言えるストーリー)……24時間リアルタイムで私生活を隠し撮りされていた男が脱出する

・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代
※リアクション=行動から発想-今の人と逆方向を向いていればOK
※今を意識する

トゥルーマン・・・普通の明るい青年。離島・シーヘブンから出て世界を見たいという願望を持つ。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ
※説明不足にならないように注意

インサイティング・インシデント(=事件)……父と再会

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……
ローレンとの恋

PP#1(=キイ・インシデント)……ローレン、ショーであることを暴露⇒ローレン、フィジーへ
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……フィジーへ、外の世界へ
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

トゥルーマン、つけられている?
EVの中が改装中?
フィジー行きの便が1ヶ月先まで満席
シカゴ行きのバスが故障
メアリを乗せて車で出発
⇒他の車に道を塞がれる⇒橋を渡る⇒道がFIRE⇒警官に捕まる
メアリ「誰か助けて」、トゥルーマン「誰か?」

MP……父に再会⇒抱擁
※引き返すことができない事件が起こる

DP(どん底ポイント)……監督のインタビュー
※PP#2のちょい前

PP#2……シルヴィアが抗議の電話?
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

クライマックス(目的達成・解決へ)……海へ逃亡⇒嵐⇒壁に突き当たる⇒出口から外に出る
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
三幕構成。
神の視座に抗う一人の男の物語。
最後、安定していて傷つくことの世界を自ら飛び出すシーンが超感動。
設定がお見事。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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