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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代

ネオ
普通の青年。自分の存在意義について苦悩。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……自分の運命を知る
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

インサイティング・インシデント(=事件)……ネオ、エージェントに捕まる

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……

PP#1(=キイ・インシデント)……赤いカプセルを食べる。
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

これまで現実と信じていた世界が、実はコンピュータの反乱によって作りだされたマトリックスと呼ばれる仮想現実世界だった(イラ)
空手対決
跳躍⇒失敗(イラ)

MP……サイファーがエージェントと取引(イラ)
※引き返すことができない事件が起こる

予言者「モーフィアスと自分のどちらを救うか選択を迫られるときが来る」「運命を信じるな」(マヨ)
電話線が切られて一人死亡(イラ)
モーフィアスが連行される。(イラ)
サイファー、タンクに攻撃(イラ)
サイファー、ネオのプラグを抜こうとする(イラ)

DP(どん底ポイント)……エージェントがモーフィアスにザイオンの暗証番号を教えるよう脅迫。モーフィアスのプラグを抜くべきか否か(マヨ)
※PP#2のちょい前

PP#2……助けに行くことを決意(予言者の言葉やモーフィアスの想いが伏線)
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ



3幕(結末)
※いかに転がしているか

・TP(転換ポイント)……

・クライマックス(目的達成・解決へ)……ネオ、エージェントに撃たれて死んだと思いきや、トリニティーのキスにより救世主として覚醒。エージェント&イカを倒す。
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成。
CGを多用した革新的作品。
繊細でいて且つ強いキアヌが格好良すぎる。

・悪点……
2幕の前半が、完全に受身になっていて停滞感が出ているところが少し残念。

・その他……
何度見ても面白い。

・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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