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脚本家が古今東西の名作映画を分析
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・登場人物(職業、性格etc)  最重要!!!!!
※公・私の二面性を意識
※キーワードから発想
※極端なクセ・こだわりを掘り下げる
※弱点(共通性)があること
※敵役(善人であればなお良い。魅力的に!)
※キャラ変え(=成長)も考慮
※キャラの棲み分け「YES」「NO」「中立」「ボケ」等をしっかりと
※新しいキャラが重宝される!!! ※現在のドラマはキャラモノ重視の時代

アメリ・・・空想癖が強い。リアルな人間関係が苦手。特に好きな男性に対しては萎縮してしまう。

・構成(シーケンス) 最重要!!!!!
1幕(発端)
※セットアップ

インサイティング・インシデント(=事件)……部屋で少年の宝箱を発見

目的(=ドラマ上の欲求=モチベーション)……少年に渡せたら空想の世界から抜け出す
※一直線にしたほうがよい
※3アクトを用いてストーリーにうねりをつける
※I.IやPP#1などで決定。例外も多い。

日常から非日常へと向かい悪戦苦闘……宝箱の持ち主探し

PP#1(=キイ・インシデント)……宝箱がブウトドーの手に
※事件がくる場合あり
※I.Iと逆。悪いことであれば良いこと、良いことであれば悪いことが起きる



2幕(葛藤=ドラマ)
※イラ・タイプorマヨタイプ
※いかにストーリーを止めているか
※いかに主人公を困らせているか
※伏線を引いておいて、PP#2に活かす
※障害は魅力的且つ主人公に危害を及ぼす(カタルシスを生むために)
※障害は約3つが目安

駅の証明写真撮影機の前で、ニノがアルバムの入った鞄を落としていく
アルバム⇒同じ男の写真
鞄の持ち主の勤める店にTEL⇒怪しい店?
ガラス男「チャンスがあったら思い切って飛び込め」
アメリ、店へ⇒留守
遊園地のお化け屋敷にて始めてニノと会う
矢印、電話、アルバムを使ってニノを誘導する
写真の男に遭遇するアメリ
写真の切れ端(パズルになっている)を使って誘導
本人を目の前にして知らないフリをしてしまうアメリ
ガラス男「卑怯」
写真の男を(ただの修理屋)を利用してニノを誘うもまたしても会えず

DP(どん底ポイント)……ニノ、ジーナを間違えて誘う
※PP#2のちょい前



3幕(結末)
※いかに転がしているか

PP#2……ガラス男のビデオ映像「さあ彼を捕まえるのだ」
※3幕の前後
※2幕内の伏線を交えて
※突破口。背中を押される
⇒立ち上がり、クライマックスへ

クライマックス(目的達成・解決へ)……部屋を訪ねてきたニノとチョメチョメ山城新吾です
※最大に汗をかく
※あざといぐらい盛り上げる
※底から一気に上昇



・参考文献/サイト

・良点……
3幕構成。
2幕の終盤のアタック失敗が連続するところが最大の見所。いい感じで見るものをじらしている。
テンポがよく、クール、ポップ、オシャレな作品。若者には受けると思う。
アメリを演じたオドレイ・トトゥ、可愛すぎです。実際に私が好きだった女性にそっくり。

・悪点……

・その他……

・ランク(A~Z)……A

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向田スガ子フィールド
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